珈琲の薬学   


私たちがなにげなく飲んでいるコーヒーにはどのような効果があるのでしょうか。
コーヒーを飲み過ぎると体によくないとか、まだまだ誤解があるようです。
ここではそんな誤解を解くために、何百年にわたって、日本人の数倍もコーヒーを
飲み続けられているヨーロッパの国々が世界の長寿国である事実や、コーヒーを
研究し続けているアメリカ、イギリスの研究発表を基に正しい珈琲の健康知識を
紹介します。


●ストレスを取り除く
  コーヒーの持っている苦みと酸味、そしてよい香りが気分をリラックスさせてくれます。

●二日酔の防止
  二日酔とはアルコールが肝臓で分解されて、炭酸ガスになる途中でできるアセトアル
  デヒドが原因です。
  飲み過ぎると肝臓の処理ができずにアセトアルデヒドが血液中にたまってしまい二日
  酔特有の頭痛を
引き起こしてしまいます。
  コーヒーのカフェインには、肝臓の動きを活発にしアセトアルデヒドを早く分解してくれ
  ます。
  またカフェインには、尿の出をよくする作用もありますので、老廃物を排泄してくれます。

●ダイエット
  コーヒーそのものはノンカロリーです。
  コーヒーに含まれているカフェインには血液中の脂肪酸の濃度を上昇させる作用が
  あります。
  つまりエネルギーの代謝が脂肪酸を分解するのです。
  ただし、ミルクやシュガーの取りすぎに注意しましょう。

●低血圧と高血圧症に効果
  コーヒー1杯には、約2時間の間血流をよくする作用があります。
  朝弱い低血圧の人には心臓の鼓動を高めて血流をよくし、活動的にする効果があると
  言われています。
  一方高血圧の人には、毛細血管の拡張作用で末端の血管を開かせ、血流をよくして、
  高血圧の人には
血圧を下げる働きがあると報告されています。

●善玉コレステロールを増やす
  コーヒーを飲むと善玉コレステロールと呼ばれる高密度リポタンパク(HDL)が増加
  します。
  HDLは余分なコレステロールを代謝する作用があり、この数値が高い人は動脈硬化を
  起こしにくいと
いわれます。

●漢方薬に似た働き
  コーヒーに含まれるカフェインは血流促進や利尿作用やすっきり目覚めを誘ったりする
  働きがあります。
  寒い時には体を暖めてくれ、寒い時には暑気当たりを防いでくれ、漢方薬に似た
  おだやかな働きがあります。


●ガンを抑制
  コーヒーには結直ガンや直腸ガンを抑制する働きがあると報告されています。

●コーヒーと心臓の関係
  コーヒーは狭心症や心筋梗塞などの心臓病を起こしやすい要素と考えられていました。
  しかしながら、コーヒーにはニコチン酸が含まれており、このニコチン酸はタバコに
  含まれているニコチンとは
全く別物でビタミンB郡に属しています。
  このニコチン酸にはコレステロール値を下げる働きがあり、動脈硬化の予防に
  つながるといわれます。
  つまり、コーヒーと心臓病を増加させる因子ではありません。

●老化の抑制
  ンや成人病の原因といわれ、老化の元凶と考えられる活性酸素をコーヒーが
  抑制すると発表されています。
  活性酸素の量が過剰になると細胞膜を酸化させ老化を起こすといわれますが、
  コーヒー抽出液には
ヒドロキシラジカル、スーパーオキシドアニオン、過酸化水素などの
  活性酸素に強い消去作用があります。
  コーヒーのクロロゲン酸、カフェー酸、カフェイン、褐色色素などの成分にその働きが
  あると考えられます。


●口臭を防ぐ
  食後に飲むコーヒーは、口臭防止の働きがあります。
  特ににんにくの臭いをおさえることができます。



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